top of page

until notice
人間は一定の動きを続ける一つの対象を見つめている時、
その他の情報が脳に入ってこなくなる。これは『凝視法』と
いい簡単な催眠術の仕掛けなどにも使われている。
この法則を促す明かりをつくる照明器具をデザインした。
造形のモチーフは蛇口から一定のリズムで落ちる水滴と、
その下の水面に広がる波紋。蛇口を模ったパイプと、
その真下の受け皿に内蔵されたLEDが交互に点滅を繰り返すことで、
まるで光が重力で落ちているかのように
見える仕組みをつくった。
この照明を前にした貴方は初め、
一定の間隔で落ちていく光を無意識にじっと見つめるだろう。
しかし、ある時、貴方はふと気がつく。
我に返ってしまった貴方は自分が置かれている
「この状況」に不可解さを抱かずにはいられない。
これはそんな人間の視点の変化に着眼した照明器具であり、
貴方を『第三者』にするための装置。
size H720mm / W 111.2mm / φ 15.6mm
mat'l . iron and acrylic


bottom of page